森林率84%を誇る高知県では、健全な森林を守るために平成17年に『環境先進企業との協働の森づくり事業』をスタートしました。
いわば、行政と民間企業が一体となって森を守っていこう!という取り組みです。
戸田商行の所在する土佐市から依頼を受け、『高知トヨペットの森』で間伐した木材の加工・商品化に協力させていただきました。
高知トヨペット株式会社さまでは『高知トヨペットの森づくり事業』とし、土佐市にある3か所の森林のパートナーとなって保全活動を行っています。
主には森林の成長過程で密集する立木を間引く過程で発生する間伐材を再利用することを推進しており、この過程は森林を守るうえで大変重要な作業となります。
森林は放っておくと、生い茂った木によって地面に光が届かなくなり、正常な生態系の発達を妨げてしまうなどの問題が発生します。
それを防ぐために、密集した木をあえて伐採し間引きすることで、健全で多様な生態系が育まれていきます。
戸田商行ではこれまで土佐市の木を商品化する機会がありませんでしたが、今回のお声がけをいただき、日頃お世話になっている土佐市の土地へ思いをはせながらサシェを製造しました。
今回に取り組みで作成したサシェは土佐市内の新1年生へと配布されるそうです。
現在の森を守り、未来の森を守る人たちに思いを伝える。
そんな事業の一部として参加させていただいたことを大変うれしく思います。