先日のインテリアライフスタイルにてデビューした文旦エッセンシャルオイル&文旦入浴剤の発売がスタートしました!
MICILの文旦オイルプロジェクトは「地域の生産者が心を込めて育てた文旦を大切にしたい」という想いから生まれました。
MICILのオイルを製造している戸田商行が所在する土佐市本村は、山間部に位置し文旦の発祥の地であり名産地として知られています。
会社の周りには文旦山が広がり、地域には多くの文旦農家が点在しています。
美味しい文旦を育てる条件は『日当たりが良く、水はけがよいこと』
土佐市の山は南向きで急傾斜な山が多く、まんべんなく陽が当たり、水はけもよいことから美味しい文旦ができやすい風土があります。
収穫シーズンには、みずみずしく独特の酸味と甘みを兼ね備えた文旦が、山々を黄色く彩らせ収穫を待っています。
そんな丹精込めた文旦を全国の届けている文旦生産者からこんなことを耳にしました。
「傷や形の悪い文旦のB品を、毎年数トン廃棄している。」
傷や形が悪くても、味に違いはなく、生産者が我が子のように育てた文旦が捨てられていることを知り、胸が痛みました。
廃棄するのではなく、エッセンシャルオイルや商品として生まれ変わらせるとことはできないか。
まずは、生産者からB品文旦の買い取りを計画しました。
さらに、上質なエッシェンシャルオイルを蒸留するために文旦の皮のみからの蒸留を計画し、皮剥ぎの作業を就労継続支援A型事業所に依頼。
皮剥ぎ後の実は搾汁メーカーに依頼し、ジュースに加工することで余すことなく文旦を利用し、地域に経済的価値を還元できるスキームを作りあげました。
そして文旦オイルプロジェクトは2023年2月に本格スタート。
今回、買い取った文旦B品の総量は34トン。
19軒の生産者さんからご協力をいただくことができました。
プロジェクトが始動し、ドタバタの毎日の中でうれしかったのは文旦生産者さんからいただいた言葉。
「ほんまは捨てるはずやった文旦がこうやって商品になるがは
ほんまにうれしい、もっと買うて欲しいくらい」
生産のご苦労や文旦への想いをお聞きする中でのこのお言葉は本当にうれしく、文旦オイルを通じて文旦のこと、
生産者の想いをもっと沢山の方に知って頂きたいという想いがさらに強くなりました。
地域の皆様と一緒に作り上げたエッシェンシャルオイルをようやく皆様に商品としてお届けできるようになりました。
文旦そのものの香りを閉じ込めたエッセンシャルオイル、そして大切に育てられた文旦を余すことなく皆様に届けるために、蒸留後の皮を使用してバスタイムでも文旦をお楽しみいただける文旦入浴剤。
文旦オイルプロジェクトから生まれた二つの商品の発売が遂にスタートいたしました。
販売ページにて、商品詳細を記載しております。
皆様のもとに、私たちが込めた想いが届きますように。
是非ご覧ください!