つなーでにて開催された、木育イベント「木を楽しむ 五感を育む」の「木を嗅ぐ」講座講師として、代表・戸田実知子が登壇いたしました。
お越しくださった皆様、誠にありがとうございました!
このイベントはNPO法人「トサシカケNITARI」が企画したもので、講座は「木を知る」「木を見る」「木を嗅ぐ」「木を聞く」の4つ。
四国に住む動物と木の関わりや、木の用途についての講座、カホンづくり等、バラエティに富んだ講義が行われました。
戸田商行の「木を嗅ぐ」講座は、つなーでの木がたくさん使われた、光あふれる工作室で行われました。原木・もくめん・エッセンシャルオイルの嗅ぎ比べ、そしてもくめんやエッセンシャルオイルを使ったサシェづくりを体験していただきました。
初めて見る”もくめん”に興味深々のお子様たち。
松・桧・杉・楠のそれぞれのもくめんから好みの香りを選んでサシェを作成します。
素材によってそれぞれ違う匂いに驚いた表情を浮かべながらも、親御さんと楽しそうに感想を言い合う様子にほっといたしました。
他の講座も大人の私でも楽しそうなものが多く…。
特に「木を聞く」講座のカホン作り体験は材料を見るだけでわくわくして、予定がなければ飛び入り参加したかったほど。悔しい思いです…。
子供たちの心に残るイベントになっていればいいな。
さて、今回のテーマである「木育」。
高知県は世界でも有数の森林大国であり、戦後植林された樹木の多くが伐採期を迎えています。
木が使われないと、山が荒廃し、土砂災害などの被害にもつながってしまいます。
幼少期から木に親しみを持ち、子供たちの生活の中に当たり前に木が入ってくることで将来の社会が変わっていく。
木材について興味を持ってくれた子供たちが、森林づくりなどに興味を持ってくれれば、小さなことから意識が変わっていけば、と。森林に関わる業者として思いが募ります。
戸田商行でも少しずつできることを増やしながら森林活動に貢献していきたいと改めて考えるイベントになりました。
企画・運営をしてくださった皆様。
お声がけをいただきありがとうございました!
スタッフかのこ