「木毛(もくめん)は端材で作ってるんですか?」というふうなご質問をいただくことがあり
「原木を仕入れ、皮を剥いで職人が木の目を見ながら丁寧に作っています」
とお伝えすると驚かれる方が結構いらっしゃいます。
こちらの木毛製造機は昭和40年代から休むことなく動き続けています。
木毛の大きな特徴は、見た目の高級感、それから吸湿・放湿性があるということで果物類を運搬する時の緩衝材としては最も優れていると考えています。
削り終わったばかりの木毛は水分を含んでおり、かなり湿った状態です。その後乾燥させていきます。
日本では最後の専業工場となりましたが、木毛を知らない方にもお伝えしていき、
木毛をさらに次世代に引き継いでいきたいなと思ってます。