あの未曾有の東日本大震災から間もなく7年、2018年3月2日、東日本大震災復興応援活動として地元高知県土佐市立戸波小学校4.5.6年児童と一緒に、岩手県陸前高田市立気仙小学校の全児童と教職員69名に進呈する「シューピロー(靴枕)」を製作しました。戸田商行としては5年目の取り組みとなります。
「シューピロー(靴枕)」とは高知県産桧を細長く削ったもくめんを土佐和紙の袋に詰めて、石言葉を持つお守りとしてパワーストーンと呼ばれる天然石を組み合わせて作成したものです。
このシューピローには登下校で児童の足を保護し、現在も被災地で不安な日々を暮らしている家族に、子供が無事に帰ってきたことへの喜びと安心感につなげていただきたいとの思いが込められています。
戸波小学校の応援活動も5年目になることから気仙小学校との交流も深まり、前々日には岩手県産米が届けられました。シューピロー作りに先だち、上級生が握ったおむすびを、戸波小学校の児童全員が美味しく頂いたそうです。
戸波小学校は山の高台にあり、津波の被害にあう事はありませんが、年に一度の応援活動を通じて防災への意識を高めています。
また、被災地への想いを持って心を寄せることで新しい交流も生まれ、遠い岩手県を身近に感じてもいるようです。シューピローはもうすぐ気仙小学校へと届きます。