先月の話になりますが、土佐市の戸波小学校では5・6年生が、東日本大震災の被災地である岩手県陸前高田市の気仙小学校に手作りのシューピローを贈る取組みを行っています。今年で4年目です。
株式会社モリサ、cocoro*kurumu、ヒラオカ宝石、戸田商行の4社がそれぞれ素材やアイデアを提供し、虫除けや芳香剤に使われる樟脳の原材料である楠のもくめんを土佐和紙の袋に詰めて、パワーストーン(天然石)を組み合わせて完成です。
今年も2月に、戸波小学校でシューピロー作りを行いました。ひとつひとつに、戸波小学校の児童から気仙小学校の児童に向けたメッセージも添えられています。また今年は初めて、土佐市防災対策課による防災学習も行いました。
そして先月、実知子社長とヒラオカ宝石の平岡さんの2人で気仙小学校を訪問し、完成したシューピローを進呈しました。
シューピローは靴の中に入れて使います。子供たちの通学靴の防臭・防カビ効果と共に「帰宅したら靴の中にシューピローを入れる」ため、児童が無事帰宅した証の役割も果たします。少しでも、被災地で暮らす子供たちとそのご家族の安心と喜びにつながれば嬉しいです。